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ぼくらの学び舎

knowledge sharing platform

勉強ぎらいの子どもたち

近年、勉強が嫌い・苦手な子どもが増えています。 それは初等教育から高等教育まで、受験対策としての勉強という詰め込み型の教育方法に問題があるのではないでしょうか?     本来「学び」とは知的好奇心を充足させるための行為のはずです。学びの目的を再認識し、自分の探究心を充足させるものとしての学びを実践する場をつくりたいと考えていました。

地域と子どもの関わり

また、過去、子育ては地域の住民が協力して行っていました。親が忙しいときは隣近所の人が面倒を見たり、悪さをすれば、親でなくともしかる、そういうシーンが地域では見られていました。

現在、子育ては家庭と学校に留まり、自らの子ども以外にはあまり関心を持たないといった風潮があります。しかし、時勢や男女平等参画の観点からも両親が共働きに出ることが多く、子育てや教育面で不具合が生じています。

子どもの関わるコミュニティ

さらに、子どもたちの関わるコミュニティは「学校」「家庭」「同世代の友だち」と限られています。このような偏った世界では広い視野を子どもたちが身につけることは難しいのではないでしょうか?

この問題を解決するために、地域の人たちが子育てや教育に携われる場として、私たちは「ぼくらの学び舎」をつくりました。

地域の学びの場、ぼくらの学び舎

ぼくらの学び舎の授業では、学ぶことへの「探究心」を育み、勉強に対する「やらされ感」を低減する、この2つを主なねらいとした授業を行い、勉強への苦手意識を低減していきます。

ぼくらの学び舎の講師は地域で活躍する人たち。

実践の中で身につけた知識やスキルは、実務を通したこともあり、学びの要素が多くあります。このスキルを学校教育の科目にリンクさせ授業を行っていきます。

地域における「Knowledge Sharing -知識の共有-」を定着させていきます。

この場所を通じて、下記を創りだしていきたいと考えています。

  1. 子どもたちと地域住民のつながりを生み出すことで、地域と子どもの距離を縮め、子どもの安全や指導効果を高める。
  2. 講師となる地域住民のいきがいづくり。
  3. 講師同士がお互いのスキルを共有することで、相互のスキルアップの場となる。
  4. 地域の子どもたち、大人たちが自然と集まるサードプレイスとなる。

2013年7月にスタート。

現在までに英語・国語・社会・理科・音楽・体育・家庭科・図工・心理学・芸術など20種類弱の科目、50以上の授業を実施しました。

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上:ぼくらの学び舎「図工」クラフトワークショップ 〜ホバークラフトを作ろう!〜

下:ぼくらの学び舎「家庭科」初心者向け薬膳ワークショップ 〜まるくするやくぜん〜